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入居テナント専用

株式会社メディアオーパスプラス

株式会社メディアオーパスプラス

株式会社メディアオーパスプラス
取締役COO(最高執行責任者) 圓林 真吾 氏
https://www.mediaopusplus.com/
「学び」を科学的に分析し、
その可能性を拡大。
神戸から世界へ発信していきます。

入居:2021年11月より

Q1 . 御社の事業内容についてお聞かせください。
当社は「学び」の世界に科学を取り入れ、学びをアップデートし、よりよい社会づくりに貢献していこうと、2017年1月に設立されました。
二つの事業を行っており、一つは学びのコンテンツ制作です。講義や講演、セミナーなどの映像化、Webコンテンツの配信、教材のデジタル化を手がけています。クリエイターが作るような高品質な映像などのコンテンツを、ある種のものづくりのように標準化し、制作する体制を整えているため、価格の大幅低減を実現しています。国際規格であるISO9001マネジメントシステムを品質管理に、ISO27001マネジメントシステムを情報セキュリティに導入していることから、安全・安心で品質のよいサービスを提供できることも、わが社の強みです。
二つ目は学びのデータ分析に基づくコンサルティングです。学びの映像を中心とした教材の学習データを分析し、そのデータに基づいて改善など幅広いアドバイス、コンサルティングを行います。もちろん、学びとはネットの世界だけで完結するものではありません。私たちはICTの世界と、人の体と心をハイブリットにどう分析していくか、リアルとバーチャルをどう結び付けていくかを非常に重視しています。
日々、変化していく現代において、長年のノウハウだけではギャップが生まれることも少なくありません。時代に合わせ、データ分析など科学を取り入れながら、最適な学びを提供していきます。
株式会社メディアオーパスプラス
Q2 . 神戸商工貿易センタービルに入居されたきっかけをお聞かせください。
ここには2021年12月に神戸オフィスを開設し、2022年4月、大阪から本社機能を移しました。
今や、東京や大阪の「ここでなければいけない」という場の重力は弱まっています。そのため、当社が設立5周年を迎え、本格的な成長と拡大のフェーズに入り、今後、事業継続していく上で最適な場所を探すにあたって、自然に視野が広がりました。立地条件、坪単価、人材獲得、既存従業員の通勤時間、行政との関係性などを考慮しての立地戦略が立てやすくなったのです。
その中で大阪に隣接し、神戸空港などにも近くアクセスが良い、さらにICTに非常に理解があるといった理由で、神戸市へと収れんされていきました。神戸は歴史をひもといても重要な場所であったわけですし、震災からの復興を見事に果たされ、非常にポテンシャルのある街だと感じています。
その街でオフィスをどこに構えるか。アクセスなどの立地条件や災害時の安心安全の担保を考慮したり、ICTの助成金マップで適応エリアかどうかもチェックしました。担当者の方々の説明も丁寧で安心感を得られました。希望していた広さの部屋が空いていたというタイミングも良かったですね。
このビルの在り方は日本の先進モデルだと思います。比較的早期に建てられた高層ビルという歴史を持ちながら、非常に堅牢に維持メンテナンスされていますね。貸会議室が充実していることも高ポイントでした。当社でも独自の「学びの映像スタジオKOBE」を6月に開設しましたが、今後、連携できたらと考えています。
株式会社メディアオーパスプラス
Q3 . 神戸市企業拠点移転補助金制度を活用された感想をお聞かせください。
神戸市はオフィス賃料等補助金をはじめ、多彩な優遇制度が用意されており、大変ありがたく申請させていただきました。ICT企業への支援も手厚いので、心強いですね。市だけでなく、このビルの神戸市と連携したオフィス優遇制度も活用させていただきました。
Q4 . 実際に入居されていかがでしょうか。
非常に満足しています。リサーチしたとおり、交通至便で、通信環境も安定しており、とても働きやすいですね。特に神戸空港からのアクセスがすばらしいです。飛行機を降りてから当社までのスムーズな動線。小さなことですが、ビル名がポートライナーの駅名という、わかりやすさは実はとても大事で、お客さまにも覚えていただきやすいです。三宮からも歩けますし、駐車場も完備されている。BCPを考えても、非常に良い立地だと改めて思っています。
神戸は採用競争力もあり、大きな手応えを感じています。質・量ともにヒューマンリソースに関しても満足しています。
大きな窓からの景色は抜群ですね。従業員にも「明るく、気持ちがいい」と好評です。
株式会社メディアオーパスプラス
Q5 . 今後の目標などをお聞かせください。
私たちは学びを科学的に分析し、どんどん変えていきたいのです。学びが変われば、日本の、そして世界の課題解決に必ず繋がると信じています。現在、当社の拠点は神戸本社の他に、西宮、東京・渋谷があり、ベトナム・ハノイの会社とも提携関係にありますが、国境を越えたネットワークをさらに拡大していきます。
今後、この国ではスマートなデジタル制作産業が、製造業のように一つの安定した産業になり得ると考えています。私たちはここ神戸から日本全国、そして世界を見据えて、学びを革新し、その可能性を広げてお届けしていきます。
株式会社メディアオーパスプラス